平成29年度守口支部第1回研修会報告
こんにちは、守口支部広報幹事です。
平成29年7月8日(土)に守口市役所1階の106号会議室にて
平成29年度第1回守口支部研修会が行われましたので、ご報告いたします。
今回の研修テーマは「民泊許可」
講師に風営法関連全般、旅館業法でご活躍されている雨堤孝一先生を迎えまして
当初予定を超える46名もの参加者にお集まりいただき
皆様の関心の高さをうかがえる研修になりました。
研修内容は
- 「民泊とは何か?」では、基本となる旅館業法・特区民泊・民泊新法の解説を
- 「宿泊業の原則」では、旅館業法の基本となるホテル・旅館・簡易宿所・下宿を様々な例を挙げて、民泊の基本となる特区民泊・民泊新法の活用を
- 「何故複数のルールが設けられたのか」では、簡易宿所営業における基準緩和を例に旅館業法と建築基準法の問題を
- 「建築士との連携と業務」では、既存建物を流用することが多い民泊における建築概要書・建築台帳等の建築基準法の問題や用途変更に係る建築士との連携を
- 「相談に対する対応」では、現場を見るのではなく、建築台帳を見て行政と相談しなければ正しい判断ができない事を
- 「業務報酬に関して」では、図面の作成・住民説明会等の報酬に大きくかかわる部分の説明を
- 「旅館業法緩和による懸念点」では、小規模旅館業におけるニーズと条例・規則の動向を
- 「罰則及び指導取締強化による影響」では、指導・取締の強化による相談量の増加を
経験豊富な雨堤先生の風俗営業許可の実体験を交えた講義は非常に参考になりました。
最後に参加者からの質問にもお答えいただき、
非常に充実した内容の研修会となりました。